サガ スカーレット グレイス 緋色 の 野望 評価

サガ スカーレット グレイス 緋色の野望レビュー(評価) :: PlayStation mk2


スクウェア・エニックスのPS Vita用RPG 特集のラストとなる今回は、購入に迷っている『サガ』ファンのために担当編集とライターがプレイ感を対談形式で総まとめ! これまでの『サガ』との類似点と違いにも触れながら、本作の見どころをお届けしていきたいと思います。 なお、企画の性質上、イベントや戦闘などに関するネタバレが多少含まれる可能性があります。 「1つも見たくない!」という方は、今すぐこのページを閉じて自分で遊んでみてください! それでも気になるという方はご安心を。 前回も述べましたが、このゲームはイベントも戦闘の仕組みもバリエーションが豊富です。 紹介してきた部分なんて、ほんの一部に過ぎませんから。 【対談メンバー】 まさん:『サガ』シリーズが好きで仕方ないライター。 『アンサガ』や『サガ3』など、好みがややマニアック。 最近はDSの『サガ3SOL』を普及したがっている。 ごえモン:『魔界塔士 サ・ガ』からシリーズに入った電撃オンラインの編集。 中学生時代に遊んだ『サガ フロンティア』を推している。 合計150時間プレイ後に率直な感想を語る。 おもしろかった? それとも、おもしろくなかった? ごえモン:まず最初に、お互いの総プレイ時間から発表しましょうか。 まさん:いろいろなセーブデータを作ったので……合わせると70時間くらいかな。 ごえモン:なるほど、僕は80時間くらいですね。 これ、まともに4人の主人公をプレイしたら余裕で100時間を超えると思います。 まさん:4人プレイしないとわからないことが多すぎですよ。 70時間の段階でも謎だらけ。 ごえモン:もうちょっと世界を巡ったら、いろいろわかるのかもしれません。 まさん:1周目でもできる限り巡ってみたのですが、謎がわかるようなイベントと、何もわからないまま進むイベントがあったんですよ。 どうも、同じイベントでも展開が変わっている気がするんです。 イベントも進行で消えている物があるような……。 進みすぎると全然イベントが起きない地域が出てきません? ごえモン:先に進みすぎたのでは? ウルピナ編やタリア編、バルマンテ編って、メインシナリオごとに区切りがあるじゃないですか。 そこでイベントが消えているとか。 まさん:そんな気もするのですが、どうも条件がそれだけじゃない気も……う~ん、わからない。 もっとやらないとわからない。 ごえモン:続きは製品版で確かめましょう。 そんなわけで、お互いに70~80時間くらいプレイしたわけですが、率直に聞きます。 『サガスカ』はおもしろかったですか? まさん:率直に言うと本当に予想外なんですけど、おもしろかったです。 ごえモン:予想外だったんですか?(笑) まさん:予想外ですよ(笑)。 最初に東京ゲームショウ2016で画面を見た時には、すごいものが出てきたと焦りました。 本当に、最初は失敗作なんじゃないかと不安だったのですが、実際にプレイしてみたら、ちゃんと『サガ』だった。 しっかりとしたRPGでした。 ごえモン:確かに、ちゃんと冒険している感じはありますね。 イベントも無数にあって、1画面に1つのオブジェクトが見えるような配置になっているから、そんなに探し回らなくてもいい。 僕の場合は生放送を見ていて、周りの雰囲気や下がったテンションにあてられてヤバイ雰囲気は感じていましたが、つまらなそうだとは思いませんでした。 プレイしたらやっぱりおもしろかったですし、はっきり言って『サガ』シリーズのなかでも上位に入る思います。 確実に上位で、好みの問題にはなるんだけど、3位以内には入ると思うんですよ。 まさん:確かに上位に入る出来だと思います。 イベントがものすごく詰め込まれている。 これだけ遊んでも、まだ見ていないイベントの展開とかありそうですよね。 ごえモン:余裕であると思います。 僕は、レオナルドも普通に進めてラスボスのところまで来たのですが、見たことがないイベントばかりで驚きました。 まさん:たぶん、主人公によっては起きないイベントがありそう。 共通したフリーシナリオがあるのは『ロマサガ』っぽいですが、主人公ごとにシナリオが違うのは『サガフロ』っぽい。 『サガフロ』みたいに主人公によっては仲間にならないキャラもいそうですよね。 タリア編では1回だけウルピナに会ったのですが、それ以降二度とウルピナに会っていないし、バルマンテには一度も会っていない。 ごえモン:とあるルートでウルピナは仲間にしました。...

合計150時間プレイ後の本音評価。『サガ スカーレット グレイス』は歴史に残る名作になれるか


プレイヤーは4人の主人公キャラクターから一人を選んで、ゲームを開始します。 引用元:サガ スカーレット グレイス SQUARE ENIX 主人公のほか 75人のキャラクターが仲間になります。 プレイヤーの選択によって世界そのものや、キャラクターの運命が変わっていきます。 仲間キャラクターにもそれぞれの物語があります。 バトルの結果は、プレイヤーの戦略によって大きく変わってきます。

スイッチ版サガ スカーレット グレイスを10時間15分やった評価


キャラクター/キーガン" title="スカーレット の サガ 評価 野望 緋色 グレイス">
製作総指揮は、シリーズではお馴染みの河津秋敏氏が担当。 。 「サガスカ」はゲームシステムを遊ばせるデザインなので、そういう物語の細かい接続は大雑把でいい。 とても簡素だが、とてもおもしろい しかもこのゲーム、RPGにつきもののダンジョンという要素もないし、街は鍛冶屋など各種施設が使えるだけ、つまりほとんどアイコンなのである。 2016年12月には前身となる『サガ スカーレット グレイス』がPS Vitaで発売されており、それらに要素の追加やロード時間をはじめとするさまざまな改善、そしてバランス調整を施したのが『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』となる(以下、最新版のほうを「サガスカ」と表記)。

技・術/大剣技


河津さんお願いします。 家庭用ゲーム機対応で数えると約14年ぶりにPSVita用ソフトとして発売してくれたサガシリーズ最新作の「サガスカーレットグレイス」。 連撃の発生した次のターンは連撃したキャラの消費BPが減少し、高消費BPの威力の高い技が複数使え多くのダメージが与えられます。 次はロマサガのような冒険心をくすぐるようなゲームがプレイしたいです。 よく練られた戦闘システムは長時間やっても飽きにくく連撃システムのおかげで妙な中毒性があります。

キャラクター/ヘイゲル


そこが凄く面白いです(微笑) テレビ用と携帯用の画面に切り替えが出来るのが便利 元々が携帯版でも出ていたようで、Switch版だけの特長か?どうか?は分からないのですが… このSwitch版は、テレビ用と携帯用の表示を切り替えることが出来ます。 やり方にもよりますが… 長時間連続してやりにくい仕様ですね。 ただ、これも良かったり悪かったりで 時間制限があると止め時が分かりやすいってメリットもありますし。 やって行くうちに発見があるのです。
本発明は、新規な式(I)のT型カルシウムチャネル阻害剤、T型カルシウムチャネルを介した細胞外カルシウムの流入と関連した哺乳動物の疾患または状態の治療におけるその使用を提供する。
【化1】


式(I)において、R1は、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;Zは、NH、NCH3、O、S、またはCH2であり;Yは、NH、O、またはCH2であり(但し、YおよびZは同一ではない);R2は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;mおよびnは、1〜5の範囲の整数から独立して選択され(但し、m+n=2〜9の範囲の整数である);およびR3は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシである。

【発明の詳細な説明】
【発明の背景】
【0001】
細胞外カルシウムの流入は、多くの生命に関する細胞プロセスにとって危機的である。カルシウムの流入は、一般にカルシウムチャネルによって媒介される。カルシウムチャネルは、いくつかのファミリーに分けられ、その一つがT型カルシウムチャネルファミリーである。T型カルシウムチャネルの機能の薬学的調節は、内科の診療において非常に重要である;例えば、T型カルシウムチャネル阻害剤は、神経系疾患(例えばてんかん、小発作、アブサンス発作、ニューロパシー痛覚など)および心疾患(例えば高血圧症、不安定狭心症など)の治療において幅広く使用されている。例えば、ミベフラジル(T型カルシウム阻害剤)は、高血圧症および不整脈の治療において臨床的に有効である。研究はまた、T型カルシウムチャネルが加齢黄斑変性症において重要な役割を果たすかもしれないことを示唆する。最近、我々は、T型カルシウムチャネルのα1Hおよびδ25アイソフォームが癌細胞系統において存在することを示し、このチャネルを介したカルシウム流入を遮断し、癌細胞増殖を抑制するための新規な化学薬剤が合成され得ることを示した。
【0002】
Ca2+の流入は、細胞増殖のために重要である。異常な急激な増殖は癌の兆候であるので、Ca2+流入のメカニズムの解明は、潜在的な臨床的意義を有する科学的重要性がある。しかしながら、大半の種類の癌を構成する電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+流入のメカニズムは、わかりにくい。癌の過半数は、「電気的に非興奮性」とみなされた細胞種から生じる。これは、これらの細胞におけるCa2+流入の制御の手段を、活動電位を有する細胞、すなわち「電気的に興奮性の」細胞と区別することである。電気的に興奮性の細胞において、活動電位は、神経分泌のような現象を阻害するために必要なCa2+を入れる電圧ゲート制御されたCa2+チャネルを開く。電気的に非興奮性の細胞において、Ca2+流入を活性化する制御メカニズムは、Ca2+流入が起こる分子メカニズムについて不確定なために一部において不明確である。
【0003】
容量性Ca2+流入に最も共通に関係した2種類のイオンチャネルまたはトランスポーターは、ICRACおよびTrpのメンバーである。これらの二つのチャネルタイプは、ときに非常に弱く(weak)、電圧依存的ゲートが欠如するにもかかわらず、Ca2+に対して相対的に感受性である以外は多くの性質を共有しない。しかしながら、これらのタンパク質の機能を容量性Ca+の流入に結びつけることは難しい。これは、これらのプロセスにおける多数のチャネルおよびトランスポーターの関与から生ずる、電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+シグナリングの特定の複雑性を反映する。また、電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+流入の主要な手段が未だ完全に解明されていない可能性がある。
【0004】
我々は、電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+流入経路を分析する代替手段をとった。我々は先ず、蛍光技術によって測定されたときのNi2+によるCa+流入遮断薬を利用し(Merritt,J.E. and Rink,T.J. 1987. Regulation of cytosolic free calcium in fura-2-loaded rat parotid acinar cells. J.Biol.Chem. 262:17362-17369; Merritt,J.E., Jacob,R., and Hallam,T.J. 1989. Use of manganese to discriminate between calcium influx and mobilization from internal stores in stimulated human neutrophils. J.Biol.Chem. 264:1522-1527; Skryma,R., Mariot,P., Bourhis,X.L., Coppenolle,F.V., Shuba,Y., Abeele,F.V., Legrand,G., Humez,S., Boilly,B., and Prevarskaya,N. 2000. Store depletion and store-operated Ca2+ current in human prostate cancer LNCaP cells: involvement in apoptosis. J.Physiol.(Lond.) 527 Pt 1:71-83)、類似の能力を有する刊行された文献における化合物を同定した。これらの既知の化合物の構造/活性の関係は、Ca2+の流入および幾つかの癌細胞系統の増殖を遮断する増強された能力を有する新規な化合物の合成をガイドするために使用された。これらの化合物の一つ、TH-1177の添加は、ヒトPC3前立腺癌細胞を接種されたヌードマウスの寿命を著しく延長した(Haverstick,D.M., Heady,T.N., Macdonald,T.L., and Gray,L.S. 2000. Inhibition of human prostate cancer proliferation in vitro and in a mouse model by a compound synthesized to block Ca2+ entry. Cancer Res 60:1002-1008)。我々は、二つの代表的化合物がT型Ca2+チャネルの異種発現したα1H アイソフォームを通してCa2+電流を遮断すること、およびこのアイソフォームが安定的にトランスフェクトされたHEK293細胞の増殖を阻害することを本明細書中において示す。これらの二つの化合物は、類似の能力および同一の立体選択性でCa2+の電流および容量性Ca2+流入を遮断した。重要なことに、我々の新規な化合物に感受性のある細胞系統は、α1H、そのδ25スプライス変異体、または両方についての情報を発現するが、我々の化合物に耐性を示す細胞系統は、いずれの情報にも検出可能な程度には発現しない。
【0005】
我々が開発した化合物のライブラリーは、様々な組織由来の癌細胞系統に対して明らかに広い活性を有する。それらは細胞増殖抑制的に作用し、ホルモン感受性および非感受性の乳癌および前立腺癌系統を阻害するのに同等に強力である。我々は、その抗増殖性活性の有望なターゲットを実証する。総合すれば、これらの観察は、Ca2+流入を阻害し、かつその結果として癌細胞の増殖を阻害する化合物の有向性の化学合成の可能性を上昇させる。
【発明の要約】
【0006】
これに応じて、本発明は、T型カルシウムチャネルを介した細胞外カルシウムの流入と関連した哺乳動物内における疾患または状態の治療のための方法であって、治療学的有効量のT型カルシウムチャネル阻害剤、そのプロドラッグ、または前記阻害剤もしくはプロドラッグの治療学的に許容可能な塩を哺乳動物に投与することを含む方法を提供する。好ましくは、T型カルシウムチャネル阻害剤は、式(I)によって表わされた構造を有する:
【化1】

【0007】
式中、
R1は、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
Zは、NH、NCH3、O、S、またはCH2であり;
Yは、NH、O、またはCH2であり(但し、YおよびZは同じではない);
R2は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
mおよびnは、1〜5の範囲の整数から独立して選択され(但し、m+n=2〜9の範囲の整数である);および
R3は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシである。
【0008】
より好ましくは、R1はヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;ZはNまたはOであり;R2はH、ハロ、NH2またはヒドロキシであり;およびR3はHである。疾患または状態は、好ましくは狭心症、不安定狭心症、高血圧症、てんかん、神経障害性痛覚、小発作、欠神発作、加齢性黄斑変性、癌および前癌性状態からなる群から選択される。
【0009】
本発明はまた、上述した式(I)のT型カルシウムチャネル阻害剤を投与することを含む、電気的に非興奮性の細胞の増殖を減少させる方法を提供する。
【0010】
他の側面において、本発明は、以下の式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩を提供する:
【化2】

【0011】
R1は、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
Zは、NH、NCH3、O、S、またはCH2であり;
Yは、NH、O、またはCH2であり(但し、YおよびZは同じではない);
R2は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
mおよびnは、1〜5の範囲の整数から独立して選択され(但し、m+n=2〜9の範囲の整数である);および
R3は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシである。
【0012】
好ましくは、R1はヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;ZはNまたはOであり;R2はH、ハロ、NH2またはヒドロキシであり;およびR3はHである。より好ましくは、式(I)の化合物は以下の化合物からなる群から選択される:
【化3】

【0013】
他の側面において、本発明は、治療学的有効量の上述した式(I)の化合物、前記化合物のプロドラッグまたは前記化合物もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩;および薬学的に許容可能なキャリア、ビヒクルまたは希釈剤を含む薬学的組成物を提供する。
【0014】
他の側面において、本発明は、上述した式(I)の治療学的有効量の化合物、そのプロドラッグまたは前記化合物もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩を、一以上の抗腫瘍薬剤と組み合わせて哺乳動物に投与することを含む、癌または前癌状態の治療のための方法を提供する。
【0015】
本出願はまた、治療学的有効量の上述した式(I)の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩;または一以上の抗腫瘍薬剤を含む薬学的な組み合わせ組成物を提供する。
【定義】
【0016】
本発明の記載およびクレームにおいて、次の技術用語は、以下に示した一連の定義に従って使用される。
【0017】
本明細書中において使用されたとき、用語「精製された」および類似の用語は、自然環境中の分子または化合物に一般的に付随した他の成分と関連した分子または化合物の濃縮に関する。用語「精製された」は、特定の分子の完全な純化がプロセス中に達成されたことを必ずしも示しません。本明細書中に使用された「高度に精製された」化合物とは、90%以上純粋な化合物を意味する。
【0018】
本明細書中に使用されたとき、用語「治療している」、「治療する」または「治療」は、特定の障害、疾患、創傷または状態と関連した症状を防止、治療、または緩和/防止する療法を適用することを含む。例えば、癌の治療には、腫瘍の阻害または完全な増殖の抑止、腫瘍細胞の数の減少、腫瘍サイズの減少、周辺器官/組織への腫瘍細胞浸潤の阻害、転移の阻害、および前記障害と関連した一以上の症状のある程度の軽減が含まれる。
【0019】
癌の治療にはまた、腫瘍細胞の病理を直接的に減少させ、腫瘍細胞を他の治療学的薬剤による治療に対してより感受性にする治療学的薬剤の投与が含まれる。本明細書中で使用されたとき、用語「治療」には、特異的な障害または状態の予防、または特異的な障害または状態と関連した症状の軽減および/または前記症状の防止または除去が含まれる。
【0020】
本明細書中で使用されたとき、用語「薬学的に許容可能なキャリア、ビヒクルまたは希釈剤」には、全ての標準的な薬学的キャリア、例えばリン酸緩衝液、生理食塩水、水、エマルジョン、例えば油/水または水/油エマルジョン、および様々な種類の湿潤剤が含まれる。該用語にはまた、ヒトを含む動物において使用するための、米国連邦政府の規制当局によって承認された全ての薬剤または米国薬局方において挙げられた全ての薬剤が包含される。
【0021】
用語「治療学的有効量」は、特定の疾患または状態を寛解、減衰または除去する、あるいは特定の疾患または状態の開始を遅延させる本発明の化合物の量を意味する。
【0022】
「哺乳動物」とは、例えば、霊長類、例えばヒトおよびサルを含む全ての哺乳動物を意味する。本明細書中に含まれる他の哺乳動物の例は、ウサギ、イヌ、ネコ、ウシ、ヤギ、ヒツジおよびウマである。好ましくは、哺乳動物は女性または男性のヒトである。
【0023】
単語「本発明の化合物」または「式(I)の化合物」には、他に特別な状態がない限り、例えば、その遊離形態、例えば遊離酸または塩基形態、およびまた、全てのプロドラッグ、多形、水和物、溶媒和物、互変異性体、およびこれらに類するもの、および全ての薬学的に許容可能な塩を含む、このような化合物の全ての活性形態が含まれることが理解される。また、このような化合物の適切な活性代謝産物が本発明の範囲内にあることが理解されるであろう。
【0024】
表現「プロドラッグ」は、幾つかの化学的または生理学的プロセスを介してインビボで薬剤を投与、放出する薬剤前駆体である化合物を意味する(例えば、プロドラッグは生理学的pHに至らされ、酵素作用を通して所望の薬剤形態に転換される)。
【0025】
表現「前癌状態」とは、悪性ではないが治療を施さなければそうなるであろう増殖状態を意味する。「前癌状態」とはまた、当業者によれば「悪性前状態」としても知られる。
【0026】
本明細書中で使用されたとき、用語「抗腫瘍薬剤」は、腫瘍性疾患を治療するための有用性を有することが実証された、当業者に知られた薬剤に関する。例えば、抗腫瘍薬剤には、これらに限定されないが、抗体、毒素、化学療法、酵素、サイトカイン、放射性核種、光感作薬剤、および血管形成阻害剤が含まれる。毒素には、リシンA鎖、変異シュードモナス外毒素、ジフテリア類毒素、ストレプトニグリン、ボアマイシン(boamycin)、サポリン(saporin)、ゲロニン(gelonin)、およびヤマゴボウ抗ウイルスタンパク質が含まれる。化学療法薬剤には、5-フルオロウラシル(5-FU)、ダウノルビシン、シスプラチナム、ブレオマイシン、メルファラン、タクソール、タモキシフェン、マイトマイシン-C、および)メトトレキセートおよび化学療法薬剤になる米国特許第6,372,719に記載された全ての化合物(これらの開示は参照によって本明細書中に組み込まれる)が含まれる。放射性核種には、放射性金属が含まれる。光感作薬剤には、ポルフィリンおよびその誘導体が含まれる。血管形成阻害剤は当業者に周知である。該阻害剤には、天然および合成の生物分子、例えばパクリタキセル、O-(クロロアセチル-カルボミル)フマギロール(「TNP-470」または「AGM1470」)、トロンボスポンジン-1、トロンボスポンジン-2、アンジオスタチン、血管形成(「hCHIAMP」)のヒト軟骨細胞誘導阻害剤、軟骨誘導型の血管形成阻害剤、血小板因子-4、グロ-ベータ(gro-beta)、ヒトインターフェロン誘導型タンパク質10(「IP10」)、インターロイキン12、Ro 318220、トリシクロデカン-9-イルザンテート(「D609」)、イルソグラジン、8,9-ジヒドロキシ-7-メチル-ベンゾ[b]キノリジニウムブロミド(「GPA 1734」)、メドロキシプロゲステロン、ヘパリンとコルチゾンとの組み合わせ、グルコシダーゼ阻害薬、ゲニステイン、サリドマイド、ジアミノアントラキノン、ヘルビマイシン、ウルソール酸、およびオレアノール酸が含まれる。抗腫瘍治療には、抗腫瘍薬剤または他の治療の投与、例えば、癌を治療するのに有用であると報告されている放射線治療が含まれる。
【0027】
本明細書中で使用されたとき、用語「ハロゲン」または「ハロ」には、ブロモ、クロロ、フルオロおよびヨードが含まれる。
【0028】
本明細書中で使用された用語「ハロアルキル」は、少なくとも一つのハロゲン置換基、例えばクロロメチル、フルオロエチルまたはトリフルオロメチルおよびこれらに類するものを有するアルキルラジカルを意味する。
【0029】
用語「C1-Cnアルキル」(nは本明細書で使用されたとき整数である)は、1〜特定の数の炭素原子を有する枝分かれしたまたは鎖状のアルキル基を表わす。典型的にはC1-C6アルキル基には、これに限定されないが、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシルおよびこれらに類するものが含まれる。
【0030】
用語「C2-Cnアルケニル」(nは本明細書で使用されたとき整数である)は、2〜特定の数の炭素原子と少なくとも一つの二重結合とを有するオレフィン型不飽和の枝分かれしたまたは鎖状の基を表わす。このような基の例には、これらに限定されないが、1-プロペニル、2-プロペニル、1,3-ブタジエニル、1-ブテニル、ヘキセニル、ペンテニルおよびこれらに類するものが含まれる。
【0031】
用語「C2-Cnアルキニル」(nは整数である)は、2〜特定の数の炭素原子と少なくとも一つの三重結合とを有する不飽和の枝分かれしたまたは鎖状の基を表わす。このような基の例には、これらに限定されないが、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、1-ペンチニル、およびこれらに類するものが含まれる。
【0032】
用語「C3-Cnシクロアルキル」(n=4〜8)は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルを表わす。
【0033】
本明細書中で使用されたとき、用語「任意的に置換された」は、0〜4の置換基を意味する(置換基は各々独立して選択される)。独立して選択された置換基の各々は、他の置換基と同じかまたは異なっていてもよい。
【0034】
本明細書中で使用されたとき、用語「アリール」は、これらに限定されないが、フェニル、ベンジル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、インダニル、インデニルおよびこれらに類するものを含む一つまたは二つの芳香族環を有する単環式または二環式の炭素環系を意味する。置換されたアリールは、一つまたは二つのC1-C6アルキル、ハロまたはアミノ置換基を有するアリール化合物を含む。用語 (C5-C8アルキル) アリールは、アルキル基を介して親基に結合した任意のアリール基を意味する。用語「ヘテロ環基」は、1〜3のヘテロ原子を含むC3-C8 シクロアルキル基を意味する。前記へテロ原子は、酸素、硫黄および窒素からなる群から選択される。用語「二環式」は、不飽和または飽和した安定な7〜12員の架橋または融合した二環式炭素環のいずれかを表わす。二環式環は、安定な構造を与えることができる任意の炭素原子と結合し得る。前記用語には、これらに限定されないが、ナフチル、ジシクロヘキシル、ジシクロヘキセニル、およびこれらに類するものが含まれる。環の中心から延びる一以上の結合線を引かれた任意の環構造は、環の炭素原子の一つから他の原子まで延びる結合を有する一連の化合物を指定することを意味する。例えば、以下の構造:
【化4】

【0035】
は、残りの環式炭素原子の一つにR7置換基を含む2-チエニルまたは3-チエニル基を含む一連の化合物を指定する。
【0036】
本発明の化合物は、分子中に一以上の非対称性中心を含む。本発明によれば、立体化学を指定しない構造は、全ての様々な光学的異性体およびそのラセミ混合物を包含するものと理解されるべきである。
【0037】
用語「薬学的に許容可能な塩」は、本発明の化合物の生物学的有効性および性質を保持する塩ならびに生物学的または他の点で望ましい塩を意味する。多くの場合において、本発明の化合物は、アミノおよび/またはカルボキシル基またはこれらに類似の基の存在によって酸および/または塩基の塩を形成することができる。
【0038】
また、「T型カルシウムチャネル阻害剤」が「T型カルシウムチャネル阻害剤」として知られていることは、当業者に理解される。
【発明の詳細な説明】
【0039】
カルシウムのサイトゾル濃度中の変化は、多数の細胞プロセスの重要成分である。これらの変化に必要なカルシウムは、カルシウムチャネルを通した流入を介して細胞外環境に由来する。カルシウムチャネルは、配列分析、生物理学的特徴および薬理学的感度に基づいた幾つかのファミリーにグループ分けされる。これらのうち、T型カルシウムチャネルファミリーがある。これらのカルシウムチャネルは、血圧制御、心臓律動、および細胞増殖の制御において関係づけられてきた。しかしながら、T型チャネル機能の阻害のために臨床学的に有効であることが明らかな、一つの薬理学的薬剤、ミベフラジルが存在するのみである。不幸にも、ミベフラジルは、この治療学的手法を利用不能に至らせる他の薬剤との相互作用を与えるために市場から回収された。
【0040】
本発明の一実施態様は、T型カルシウムチャネルを介してカルシウム流入を阻害する一連の新規な合成化合物を対象とする。この一連の新規化合物の他のメンバーはカルシウム流入を活性化させる。カルシウム流入の阻害剤は、高血圧、心臓不整脈および臨床的に有害な細胞増殖を治療するのに有用であろう。また、カルシウム流入の活性化剤は、心臓刺激因子および臨床的に非所望の細胞、例えば癌細胞の負担を減少させることを意図したプログラム細胞死の誘導因子として有用であろう。これらの化合物の例には、以下のものがある:
【化5】

【化6】

【化7】

【化8】

【化9】

【0041】
一実施態様に従って、Ca2+流入を阻害する新規な化合物、およびそれによる癌細胞の増殖が提供される。化合物は以下の式(I)の通常の構造を有する:
【化10】

【0042】
式中、
R1は、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
Zは、NH、NCH3、O、S、またはCH2であり;
Yは、NH、O、またはCH2であり(但し、YおよびZは同一ではない);
R2は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;
mおよびnは、1〜5の範囲の整数から独立して選択され(但し、m+n=2〜9の範囲の整数である);および
R3は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであるか;
または薬学的に許容可能なその塩。
【0043】
好ましくは、R1はヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり、ZはNまたはOであり、R2はH、ハロ、NH2またはヒドロキシであり;R3はHである。
【0044】
本発明の新規な化合物は、標準的な薬学的に許容可能なキャリアまたは他の既知の抗腫瘍および化学療法的薬剤と組み合わせることができる。
【材料および方法】
【0045】
TH-1177の合成:
TH-1177は、文献(Haverstick,D.M., Heady,T.N., Macdonald,T.L., and Gray,L.S. 2000. Inhibition of human prostate cancer proliferation in vitro and in a mouse model by a compound synthesized to block Ca2+ entry. Cancer Res 60:1002-1008) に記載された三つの単純な工程において合成された。L−プロリンメチルエステルは、ベンゾトリアゾール-1-イル-オキシトリピロリジンホスホニウムを使用して4-メトキシフェニル酢酸とカップリングし、メチル 1-[2-(4メトキシフェニル)アセチル]ピロリジン-2-カルボキシラート(黄色油)を生成した。続けて、得られたアミドは、テトラヒドロフラン中のLiAlH4およびAlCl3でアミノアルコールに還元された。得られた無色の油は、還流するトルエンにおいて触媒的p-トルエンスルホン酸を有するウィリアムソン条件下で4-クロロベンズヒドロールとカップリングされた。最後の茶色油はカラムクロマトグラフィーによって単離され、その構造は各磁気共鳴および質量分光測定法によって確認された。TH-1177は、使用のためにDMSOに溶解された。
【0046】
細胞系統および維持:
癌細胞系統は、American Type Culture Collection (Manassas, VA) から得られた。細胞系統は、ATCCによって指導されるように、グルタミンおよびSerXtend (Irvine Scientific)を含む5%ウシ胎仔血清、さらに適切にはインシュリンを補充されたRPMI1640において維持された。培養のために使用されたウシ胎仔血清は、1時間にわたって56℃で血清を維持することによって熱不活性化された。使用された細胞系統は、白血病T細胞 (Jurkat)、前立腺癌 (PC3、DU145、LNCaP)、乳癌(MDA468、MDA361、MCF7)、膵臓癌(MIA PaCa2)、肝臓癌(Hep G2)、肺癌(A549、NCI H460)、大腸癌(HT29、HCT 116)、および卵巣癌(SK-OV-3)であった。
【0047】
[Ca2+]i 濃度の測定:
細胞は、37℃で1時間にわたってCa2+感受性蛍光色素indo-1 (indo-1/AM; Molecular Probes, Eugene, OR)のアセトキシメチルエステルの1μMを含む成長培地中にインキュベートされた。細胞は、バッファーA [10 mM HEPES (pH 7.4)、1 mM MgCl2、3 mM KCI、1 mM CaCl2、140 mM NaCl、0.1%グルコース、および1%ウシ胎仔血清] において三回にわたって洗浄され、106 細胞/miの最終濃度まで懸濁された。刺激前、細胞は37℃に暖められた。[Ca2+]iの変化は、先に刊行された以下の情報を使用してSLM 8100C分光蛍光光度計(SLM/Aminco; Urbana, IL)においてモニターされた(Densmore,J.J., Haverstick,D.M., Szabo,G., and Gray,L.S. 1996. A voltage operable current is involved in activation-induced Ca2+ entry in human lymphocytes whereas ICRAC has no apparent role. Am.J.Physiol. 271:C1494-C1503; Haverstick,D.M., Densmore,J.J., and Gray,L.S. 1998. Calmodulin regulation of Ca2+ entry in Jurkat T cells. Cell Calcium 23:361-368)。
【0048】
細胞増殖の測定:
ともに100 I.JIの最終容積において、2.5×104細胞/ウェルのLNCaP細胞または5×104細胞/ウェルのPC-3細胞が、薬剤またはビヒクル(DMSO)の存在中において標準的な平板底の96ウェル組織培養プレートに三重に静置された。他に指示がない限り、細胞はCO2 インキュベーターにおいて37℃で48時間にわたって増殖した。相対的な細胞増殖が、自動化されたプレートリーダーを使用して製造業者によって記載されたようにCellTiter 96水細胞増殖アッセイ(Promega, Madison, WI)で決定された。結果は、盲目方法において計算され、三重決定の手段である。
【0049】
結果
新規な化学的ライブラリーの構築:
細胞外Ni2+は、電気的に非興奮性の細胞においてCa2+の流入経路を遮断し(Merritt,J.E., Jacob,R., and Hallam,T.J. 1989. Use of manganese to discriminate between calcium influx and mobilization from internal stores in stimulated human neutrophils. J.Biol.Chem. 264:1522-1527; Jones,G.R.N. 1985. Cancer therapy: Phenothiazines in an unexpected role. Tumori 71:563-569)、かつT型Ca2+チャネルを通した電流を遮断する(Lee,J.-H., Gomora,J.C., Cribbs,L.L., and Perez-Reyes,E. 2000. Nickel block of three cloned T-type Ca channels: low concentrations selectively block α1H. Biophys.J. 77:3042)。我々は、これらの事実を使用して、Ni2+によるCa2+流入の阻害に感受性を示した全ての系におけるCa2+流入を遮断する化合物についてのMedlineデータベースの検索を行った。その後、同定された化合物は、反復配列についての基礎として使用された。この戦略は、戻された引用が既に検索されたものと重なり、データベースが飽和状態を示すまで続けられた。表1(図8)に列挙される薬剤のいくつかは、細胞の増殖およびJurkatヒト癌細胞系統へのCa2+の流入を遮断する能力について試験された。これらの化合物は、Jurkat細胞系統で得られた結果と同様の結果(データは示さず)を示す様々な癌細胞系統(「材料および方法」)において試験された。ICso’sとして発現された、Jurkat細胞系統におけるこれらの二つの阻害活性間の相関関係は、図1、パネルAにおいて示される。得られた構造-活性関係(SAR)は、新規な化学的薬剤を合成するガイドとして使用された。これらの新規な化合物は、Ca2+および増殖の増強された阻害を示す(表2(図9))。増殖を阻害しかつCa2+流入を遮断する新規化合物の能力間の回帰直線の勾配は0.97であるかまたは既知の薬剤についての0.73の勾配(r2〜=0.79)(図1、パネルA)と比較して0.93の r2 値(図1、パネルB)に非常に近い。Ca2+流入は増殖のために必要であるため(Berridge,M.J., Lipp,P., and Bootman,M.D. 2000. The versatility and universality of calcium signalling. Nat.Rev.Mol Cell Biol. 1:11-21)、0.97の勾配は、大部分がBayesian方法において適切に解釈されるべきである。このBayesian分析は、増殖についてのこれらの化合物の全ての効果が、Ca2+の流入の阻害を通して仲介されることを示す。
【0050】
Ca2+ イオノフォア イオノマイシンは、TH-1177の効果を部分的に克服する。我々は、他のもののプロトタイプとして、我々の化合物TH-1177の一つを使用した (Haverstick,D.M., Heady,T.N., Macdonald,T.L., and Gray,L.S. 2000. Inhibition of human prostate cancer proliferation in vitro and in a mouse model by a compound synthesized to block Ca2+ entry. Cancer Res 60:1002-1008)。TH-1177がCa2+流入の阻害を介して作用する場合、その効果は、Ca2+イオノフォアを使用する[Ca2+]iの直接的な上昇によって少なくとも部分的に逆転されるであろう。図2、パネルAに示されるように、30 nM イオノマイシン単独の増殖についての効果はなかったが、イオノマイシンは、TH-1177によるCa2+流入の阻害を濃度依存的方法において克服した。イオノマイシンはまた、30 μM イオノマイシンの存在中における4.6 μMからその欠如下における17.8 μMまで、TH-1177のIC50を増加させる増殖を阻害するTH-1177の能力を減少させた(図2、パネルB)。これは、TH-1177が、Ca2+流入の阻害によって増殖を阻害する作用を示すことを示唆する。これは、図1に示されたCa2+流入と増殖との間の関係と一致する。
【0051】
我々の薬剤に対して感受性を示す癌細胞系統は、α1H Ca2+チャネルまたはそのδ25スプライス変異体についての情報を発現する。
【0052】
我々は、T型Ca2+チャネルファミリーの一員が、電気的に興奮性の細胞においてCa2+流入を仲介する役割を果たすことを示すデータを以前から提示してきた (Densmore,J.J., Haverstick,D.M., Szabo,G., and Gray,L.S. 1996. A voltage operable current is involved in activation-induced Ca2+ entry in human lymphocytes whereas ICRAC has no apparent role. Am.J.Physiol. 271:C1494-C1503; Densmore,J.J., Szabo,G., and Gray,L.S. 1992. A voltage-gated calcium channel is linked to the antigen receptor in Jurkat T lymphocytes. FEBS Lett. 312:161-164; Haverstick, D. M. and Gray, L. S. Increased intracellular Ca2+ induces Ca2+ influx in human T lymphocytes. Molecular Biology of the Cell 4, 173-184. 1993; Haverstick,D.M., Densmore,J.J., and Gray,L.S. 1998. Calmodulin regulation of Ca2+ entry in Jurkat T cells. Cell Calcium 23:361-368)。
【0053】
前立腺癌系統がT型Ca2+チャネルのα1Hアイソフォームを異なる状態で変化するレベルで発現することが最近示された (Mariot,P., Vanoverberghe,K., Lalevee,N., Rossier,M.F., and Prevarskaya,N. 2002. Overexpression of an alpha 1H (Cav3.2) T-type calcium channel during neuroendocrine differentiation of human prostate cancer cells. J Biol.Chem 277:10824-10833)。本研究において報告された同じプライマーを使用して、TH-1211についての値は24 μMであった。従って、Ca2+選択的蛍光染色によって測定されたとき、Ca2+流入は、これらがα1Hによって仲介されたCa2+電流であったとき、TH-1177およびTH-1211で同様の感受性であった。重要なことに、Ca2+流入のこれらの測定の各々は、立体異性体に対する感受性において同じ相対的差異を示した。これは、蛍光によって測定されたときの容量性Ca2+流入と、電気生理学的方法によって測定されたときのα1Hによって仲介されたCa2+流入との間の薬理学的一致を示す。
【0054】
議論
最近、幾つかのチャネルが、電気的には非興奮性の細胞におけるCa2+流入を仲介するための候補として提示されてきた。これらの提示されたCa2+流入チャネルの共通の特徴は、それらが電圧ゲートされていないことである。これは、電気的に興奮性および非興奮性の細胞におけるCa2+流入経路が、分類学的に区別可能であるという有力な仮説を反映する。しかしながら、なぜこのような仮説が生物学的系の本質的に非分類学的性質の観点において特に必要であるかを理解することは極めて困難である。さらに、これらの電圧非感受性Ca2+チャネルは、電気的に非興奮性の細胞において容量性Ca2+流入経路についての生物物理学的基準を完全には満たさない(Haverstick, D. M. and Gray, L. S. Increased intracellular Ca2+ induces Ca2+ influx in human T lymphocytes. Molecular Biology of the Cell 4, 173-184. 1993)。
【0055】
電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+流入の性質についての不確定さは、不必要な仮説によって課された束縛に加えて多数の技術的要因の結果になり得る。電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+流入の仲介のための幾つかの提案された候補は、分子レベルで特徴づけられたが (Putney,J.W., Jr. and McKay,R.R. 1999. Capacitative calcium entry channels. Bioessays 21:38-46)、共通して許容可能な候補、ICRAC (Clapham,D.E. 2002. Sorting out MIC, TRP, and CRAC Ion Channels. J.Gen.Physiol 120:217-220; Cahalan,M.D., Wulff,H., and Chandy,K.G. 2001. Molecular properties and physiological roles of ion channels in the immune system. J Clin Immunol. 21:235-252) は、分子レベルでは特徴づけられていない。また、電気的に非興奮性の細胞についての特異的なCa2+流入遮断薬の欠如のために、これらのチャネルの機能と癌細胞系統の増殖の阻害とを結びつけることは難しい。Ca2+選択的蛍光色素によって測定されたときのCa2+流入と、電気生理学的方法によって測定されたときのCa2+流入との間に不可避的な乖離が存在する。パッチクランプ技術は、イオンチャネルの機能の生物物理学的詳細を試験するために非常に強力である(Neher,E. and Sakmann,B. 1992. The patch clamp technique. Scientific American March:44-51)。しかしながら、達成および必要性の両方についてそれを制御する膜のレベルは、チャネルの生理学的役割を同定するのに適していない。蛍光技術は生理学的詳細を得るには非常に制限され、むしろ生理学的役割を研究するのに適している。この断絶は、生理学的に関連のある刺激の作用が(蛍光測定によって決定されたとき)、電気生理学的レベルで再現される場合、それを決定することを難しくする。 我々は、電気的に非興奮性の細胞におけるCa2+流入のメカニズムが、電圧ゲート制御されたCa2+チャネルのT型ファミリーの特徴を共有するCa2+チャネルに関与することを示した (Densmore,J.J., Haverstick,D.M., Szabo,G., and Gray,L.S. 1996. A voltage operable current is involved in activation-induced Ca2+ entry in human lymphocytes whereas ICRAC has no apparent role. Am.J.Physiol. 271:C1494-C1503; Densmore,J.J., Szabo,G., and Gray,L.S. 1992. A voltage-gated calcium channel is linked to the antigen receptor in Jurkat T lymphocytes. FEBS Lett. 312:161-164; Haverstick, D. M. and Gray, L. S. Increased intracellular Ca2+ induces Ca2+ influx in human T lymphocytes. Molecular Biology of the Cell 4, 173-184. 1993; Haverstick,D.M., Densmore,J.J., and Gray,L.S. 1998. Calmodulin regulation of Ca2+ entry in Jurkat T cells. Cell Calcium 23:361-368)。活動電位を有さない細胞における電圧ゲート制御されたCa2+チャネルについての生理学的役割を予測することが難しいことが議論され得る。しかしながら、この議論は、電圧ゲート制御されたCa2+チャネルが活動電位によってのみ活性化され得るという仮説に基づいている。このような仮説は演繹的に偽である。なぜなら、タンパク質が課された実験条件によって制御され得る手段が、それが生理学的に制御されるメカニズムと同一または類似している必要はないからである。膜電位による制御に二次的であるが、多様な系における電圧ゲート制御されたCa2+チャネルの既知の生化学的制御はまた、Ca2+チャネルの電気的制御と生化学的制御との間の分類上の区別が単純になり得ることを示す。
【0056】
本明細書中に示されたデータは、名目上の電圧ゲート制御されたT型Ca2+チャネルのα1Hアイソフォームまたはそのδ25スプライス変異体が、Ca2+の流入および電気的に非興奮性の癌細胞の増殖における役割を有する可能性を強く示した。我々のデータは、新規な化合物が、Ni2+による阻害に対して感受性を示す系においてCa2+の流入を阻害することが知られている化合物から生成された構造−活性関係に基づいて作製され得ることを示す。これらの新規な化合物はまた、Ca2+の流入の遮断を介して幾つかの癌細胞系統の増殖を阻害する。我々の薬剤に対して感受性を示す細胞系統は、α1H Ca2+チャネル、そのδ25スプライス変異体、またはその両方についての情報を発現する。これらの化合物はまた、α1H Ca2+チャネルによって仲介されたCa2+電流を阻害し、かつα1H Ca2+チャネルアイソフォームを安定的にトランスフェクトされたHEK293細胞の増殖を遅くする。TH-1177およびTH-1211は、Ca2+の流入および癌細胞系統の増殖を選択的に阻害し、かつ同じ立体選択性および正準なα1Hを遮断する能力を示す。これらのデータは、α1H Ca2+チャネルおよびそのδ25スプライス変異体が、これらの研究において試験された癌細胞系統におけるCa2+の流入に関与することを強く示す。
【0057】
生理学的機能(例えば増殖)に対するCa2+チャネル機能の生物物理学的分析は、挑戦をもたらし得る。我々は、我々の化合物が異種発現のCa2+チャネルを遮断し、かつ前記チャネルまたはそのスプライス変異体についての情報を有する癌細胞系統のみが、同じ薬剤による阻害に対する感受性を示すことを実証した。さらに、TH-1177は、生物物理学的技術によって測定されたとき、その立体異性体TH-1211と比較して、発現したα1Hを介したCa2+流入を阻害する点でより強力である。TH-1177およびTH-1211はまた、これらがより一般的に使用された生化学的方法によってアッセイされるとき、癌細胞系統における増殖およびCa2+流入を阻害する能力について同じランクオーダーを示す。IC50値によって測定された薬剤の絶対的作用強度は、生物物理学的な方法によって測定されようと生化学的な方法によって測定されようと著しく類似する。従って、実験的手法の組み合わせからの結果が、従って、実験手法の組み合わせからの結果は、いくつかの癌細胞におけるCa2+流入のメカニズムの像に合成された。
【0058】
α1H Ca2+チャネルの発現は、LNCaP細胞において実証され、発現レベルが異なる状態で相関する (Mariot,P., Vanoverberghe,K., Lalevee,N., Rossier,M.F., and Prevarskaya,N. 2002. Overexpression of an alpha 1H (Cav3.2) T-type calcium channel during neuroendocrine differentiation of human prostate cancer cells. J Biol.Chem 277:10824-10833)。δ25スプライス変異体の配列はGenBankに登録されているが(受託番号AF223563)、その機能は我々の知識に記載されていなかった。しかしながら、これらは共に配列相同性によってT型Ca2+チャネルファミリーの膜であり、NCBIデータベース内のHs.122359 UniGeneクラスターに割り当てられた。T型Ca2+チャネルの生理学的役割は、心臓および中枢神経系におけるペースメーカーとしての役割を担い得るが、現時点で完全には明らかではない (Chemin,J., Monteil,A., Perez-Reyes,E., Bourinet,E., Nargeot,J., and Lory,P. 2002. Specific contribution of human T-type calcium channel isotypes (α1G, α1H and α1I) to neuronal excitability. J.Physiol.(Lond.) 540:3-14; McDonald,T.F., Pelzer,S., Trautwein,W., and Pelzer,D.J. 1994. Regulation and modulation of calcium channels in cardiac, skeletal, and smooth muscle cells. Physiol Rev 74:365-507)。これらのCa2+チャネルの発現はまた、発生的に制御されるものと思われる (Brooks,G., Harper,J.V., Bates,S.E., Haworth,R.S., Cribbs,L.L., Perez-Reyes,E., and Shattock,M.J. 1999. Over expression of the voltage-gated T-type calcium channel induces vascular smooth muscle cell proliferation. Circulation 100:I-209(Abstr.); Clozel,J.P., Ertel,E.A., and Ertel,S.I. 1999. Voltage-gated T-type Ca2+ channels and heart failure. Proc.Assoc.Am Physicians 111:429-437; Harper,J.V., McLatchie,L., Perez-Reyes,E., Cribbs,L.L., Shattock,M.J., and Brooks,G. 2000. T-type calcium channel expression is necessary for G1-S progression in vascular smooth muscle. Circulation 102:II-48 (Abstr.); Monteil,A., Chemin,J., Bourinet,E., Mennessier,G., Lory,P., and Nargeot,J. 2000. Molecular and functional properties of the human α1G subunit that forms T-type calcium channels. J Biol.Chem. 275:6090-6100)。そして、ここで報告されたデータが、正準α1Hおよびそのδ25スプライス変異体が、幾つかの癌細胞系統の増殖のために必要とされるCa2+流入の原因であることを示す。これらのデータはまた、いわゆる電圧ゲートされたCl2+チャネルが、電気的に非興奮性として慣習的に分類された細胞型における生理学的役割を果たす可能性が高いという考えと一致する。
【0059】
異種移植されたヒトPC3前立腺癌細胞を有するマウスのTH-1177での治療が彼らの寿命を著しく延長したので、我々の新規な合成化合物は臨床的有用性を有する (Haverstick,D.M., Heady,T.N., Macdonald,T.L., and Gray,L.S. 2000. Inhibition of human prostate cancer proliferation in vitro and in a mouse model by a compound synthesized to block Ca2+ entry. Cancer Res 60:1002-1008)。従って、Ca2+ チャネル流入阻害剤は、臨床医に癌の治療のための医療設備への付加を最終的には提供することを可能にする。本明細書中に示された観察および既に示された観察 (Haverstick,D.M., Heady,T.N., Macdonald,T.L., and Gray,L.S. 2000. Inhibition of human prostate cancer proliferation in vitro and in a mouse model by a compound synthesized to block Ca2+ entry. Cancer Res 60:1002-1008) は、この領域におけるさらなる発展のための基礎になる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】図1。Ca2+流入および増殖を遮断する既知の化合物の同定、ならびに増加した効力を示す新規な化合物の設計。増殖およびCa2+流入は、「材料および方法」において以下に記載されたようにJurkat 癌細胞中において決定された。各活性および化合物についての個々の濃度反応曲線が構築され、IC50値が計算された。実線および破線で示された一つの傾斜を有する線として示された算出された最小二乗法回帰。パネルA:ガイドとしてNi2+感受性を使用し、Jurkat 細胞においてCa2+流入および増殖を遮断する既知の化合物が同定された。パネルB:SARは、Ca2+流入およびJurkat 細胞増殖を遮断する新規な化合物の合成を誘導するパネルAにおいて示されたデータから開発された。
【図2】図2。Ca2+イオノフォア イオノマイシンは、Ca2+流入およびTH-1177によって生成されたJurkat細胞の増殖の阻害を克服する。パネルA:Jurkat細胞へのCa2+の流入は、「材料および方法」に記載されたように決定した。示された濃度のイオノマイシンが30秒で加えられ、分裂促進的モノクローナル抗体OKT3は、60秒で1μg/mLの濃度で加えられた。2.5 mMのEGTAまたは示された濃度のTH-1177が、150秒で加えられた。パーセンテージ阻害は、「材料および方法」に記載されたように決定された。パネルB。Jurkat細胞は、30 nMイオノマイシンの存在下(開記号)または欠如下(閉記号)および示された濃度のTH-1177において48時間にわたって増殖した。パーセントコントロール増殖は、「材料および方法」において記載されたように決定された。
【図3】図3。二つのサイズの単位複製配列が、α1H Ca2+チャネル特異的PCRプライマーを使用してJurkatおよびSK-N-SF癌細胞系統において同定された。メッセンジャーRNAが抽出され、かつ先に記載されたプライマーを使用して「材料および方法」において記載されたように増幅された (Mariot,P., Vanoverberghe,K., Lalevee,N., Rossier,M.F., and Prevarskaya,N. 2002. Overexpression of an alpha 1H (Cav3.2) T-type calcium channel during neuroendocrine differentiation of human prostate cancer cells. J Biol.Chem 277:10824-10833)。得られた生成物はゲル電気泳動法によって単離され、かつエチジウムブロマイドの染色によって可視化され、UVイルミネーションによって可視化された。
【図4】図4。図4に示した単位複製配列は、α1Hまたはそのδ25スプライス変異体と実質的に同一である。図4に示した単位複製配列は、「材料および方法」に記載されたようにシークエンスされた。GenBankデータベースは、その後に問合わせを受け、示されたアライメントが得られた。
【図5】図5。既知のT型Ca2+チャネルミベフラジルまたはTH-1177によるα1H Ca2+電流の遮断は、安定的にトランスフェクトされたHEK293細胞の増殖を阻害する。HEK293細胞は、「材料および方法」に記載されたようにα1H遺伝子を安定的にトランスフェクトされた。増殖およびCa2+電流は、「材料および方法」において記載されたように決定された。
【図6】図6。TH-1177およびTH-1211は、二つのキラル中心のうちの一つについての立体異性体である。これらは、PC3前立腺癌細胞の増殖を阻害する異なる能力を有する。パネルA: TH-1177およびTH-1211の構造は、「材料および方法」に記載されたように決定された。ジアステレオマーは、ベンズヒドロール中心(黒矢印)でラセミになり、かつプロリン中心(白矢印)でエナンチオマーになる。TH-1177はS立体配置を有し、TH-1211はRを有する。パネルB:PC3ヒト前立腺癌細胞の増殖が、「材料および方法」に記載されたように決定された。TH-1177についてのIC50は14μM(白四角)、TH-1211についてのIC50は42μM(逆三角)であった。
【図7】図7。TH-1177およびTH-1211は、形質移入されたα1Hチャネルを通してCa2+電流を阻害する異なる能力を有する。形質移入されたα1H Ca2+チャネルによって運ばれた電流は、「材料および方法」において記載されたように決定された。TH-1177およびTH-1211についての濃度応答は、図6Dにおいて示される。TH-1177についてのIC50は0.8μM、TH-1211についてのIC50は7μMであった。
【図8】表1を示す図。
【図9】表2を示す図。
【図10】表3を示す図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
T型カルシウムチャネルを介した細胞外カルシウムの流入と関連した哺乳動物における疾患または状態を治療するための方法であって、治療学的有効量のT型カルシウムチャネル阻害剤、そのプロドラッグ、または前記阻害剤もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩を哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項2】
前記T型カルシウムチャネル阻害剤が、式(I)によって表わされた構造を有する請求項1に記載の方法:
【化1】

式中、
R1は、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
Zは、NH、NCH3、O、S、またはCH2であり;
Yは、NH、O、またはCH2であり(但し、YおよびZは同一ではない);
R2は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;
mおよびnは、1〜5の範囲の整数から独立して選択され(但し、m+n=2〜9の範囲の整数である);および
R3は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシである。
【請求項3】
R1がヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;ZがNまたはOであり;R2がH、ハロ、NH2またはヒドロキシであり;およびR3がHである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記疾患または状態が、不安定狭心症、高血圧症、てんかん、ニューロパシー痛覚、小発作、アブサンス発作、加齢黄斑変性症、癌、および前癌状態からなる群から選択される請求項1に記載の方法。
【請求項5】
請求項2に記載されたT型カルシウムチャネル阻害剤を投与することを含む、電気的に非興奮性の細胞の増殖を減少させる方法。
【請求項6】
式(I)の化合物またはその薬学的に許容可能な塩:
【化2】

式中、
R1は、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシであり;
Zは、NH、NCH3、O、S、またはCH2であり;
Yは、NH、O、またはCH2であり(但し、YおよびZは同一ではない);
R2は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;
mおよびnは、1〜5の範囲の整数から独立して選択され(但し、m+n=2〜9の範囲の整数である);および
R3は、H、ハロ、NH2、C1-C4アルキル、ヒドロキシ、またはC1-C4アルコキシである。
【請求項7】
R1がヒドロキシまたはC1-C4アルコキシであり;ZがNまたはOであり;R2がH、ハロ、NH2またはヒドロキシであり;およびR3がHである、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
以下の化合物からなる群から選択される、請求項6に記載の化合物:
【化3】

【請求項9】
請求項6に記載された治療学的有効量の式(I)の化合物、前記化合物のプロドラッグまたは前記化合物もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩;および薬学的に許容可能なキャリア、ビヒクルまたは希釈剤を含む薬学的組成物。
【請求項10】
請求項6に記載された治療学的有効量の式(I)の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩を、一以上の抗腫瘍薬剤と組み合わせて哺乳動物に投与することを含む、哺乳動物の癌または前癌状態の治療のための方法。
【請求項11】
請求項6に記載された式(I)の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくはプロドラッグの薬学的に許容可能な塩;および一以上の抗腫瘍薬剤の治療学的有効量の組み合わせを含む、薬学的組み合わせ組成物。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】


【公表番号】特表2008−510731(P2008−510731A)
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−528094(P2007−528094)
【出願日】平成17年8月22日(2005.8.22)
【国際出願番号】PCT/US2005/029862
【国際公開番号】WO2006/023883
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(500280803)すえ じ つ 末日 意味
【Fターム(参考)】